ハイエースを買うと心に決めた!
でも、車体価格のほかに、どんな経費が必要なのだ?
乗り出し価格ってなんだ?
4年前に2005年製造の中古ハイエースを購入。
・2000cc ガソリン 2WD
・スーパーGL
・色 シルバー
・走行距離約 11万キロ
その際の見積もりを大公開、丸裸にして解説。
車輛本体価格のほか、何にいくらかかるのか、晒します。
乗り出し価格とは車を所有する際の諸経費を含めた価格
乗り出し価格には大きく以下の3種類が合算されたものになります。
① | 車輛本体価格 | 車そのものの価格 |
② | 法定費用 | 車を所有するにあたり、国が定めた費用 ・自動車税 ・自動車重量税 ・自賠責保険料 が主なところ |
③ | 事務手続き費用 | 車を所有するには登録作業がある それを中古車事業者さんに代行してもらう費用 |
④ | 中古車事業者のサービスに伴う費用 | 中古車事業者独自のサービスに対する費用 |
値引き交渉ができるところはどこか?
法定費用は、国が定めた費用のため、値引きは無理。
そのため、
①車両本体価格
③事務手続き費用
④事業者のサービスに伴う費用
が、対象となるが、競合物件が無いと、そもそも交渉はできない。
よって、③の手続きを全部自分でやる、とか、④がいらないとか、という値切りではなく、要らない、という判断が必要となる。
中古車購入時の見積もり明細
初めての中古ハイエース、頑丈とはいえ、11万キロ走っているので、保証はしっかりしてもらった。
【保証期間】3か月保証(5000kmまで)
【整備事項】点検整備、オイル交換、オイルエレメント交換、ワイパーゴム交換 点検チェックシート、走行テスト、クリーニング 洗車
【補償内容】エンジン、乗員保護装置、ミッション、前後アクスル装置、ブレーキ装置、ステアリング装置、エアコン(1か月)、電装装備品(1か月)
その結果がこの見積だ。
法定費用が
[6]自動車税
[7]自動車重量税
[8]自賠責保険
[12]印紙代
そのほかの項目を見ていこう。
車輛本体価格は読んだまま車輛の価格だ
車輛本体価格は、車そのものの価格。
・2005年製
・2000cc ガソリン 2WD
・スーパーGL
・色 シルバー
・走行距離約 11万キロ
の条件では、相場より安かったと思われる。
その原因は、仙台で販売されていたことがあげられる。
東北地方では4WDが人気。しかし、このハイエースは2WDだった。
店員も、これは仙台では売れないよ、という感じていたので、安い価格設定であった。
納車点検整備費用
納車点検整備費用は、「より良いエンジン・ミッション本体の品質を確保する為の試走行を中心とした点検作業費」ということでした。
登録費用
名義登録の代行費用、と思われる。
納車準備費用
ショートパーツとは、再利用のできない細かい部品、給油などのグリス、洗浄剤等々。
クリーニングはしてもらわないと。汚いハイエースだと嫌なので。
そして、整備以外の各種準備。色々あるのだろう。。。
[5]-1事務手数料
中古車会社の利益分と思われる。
[5]-2 保証コース・圏外登録費用
この会社が提供する保証コースから一番手厚いのを選択した。
【保証期間】3か月保証(5000kmまで)
【整備事項】点検整備、オイル交換、オイルエレメント交換、ワイパーゴム交換 点検チェックシート、走行テスト、クリーニング 洗車
【補償内容】エンジン、乗員保護装置、ミッション、前後アクスル装置、ブレーキ装置、ステアリング装置、エアコン(1か月)、電装装備品(1か月)
また、仙台に車があったため、神奈川まで持ってくるために、圏外登録費用が必要と。
中古車のメリットは買えばすぐ納車
中古車は現物があるので、買い付けて、手続きが終われば、納車で、すぐ乗れます。
しかし、新車の場合はそうはいきません。
注文してから、ハイエースは製造開始。
12月にトヨペットでハイエースの見積もりをお願いしがてら、納車までのリードタイムを聞きましたが、
「まぁ、4,5か月かかりますねぇ。ゴールデンウイークに乗りたかったら、今申し込まないとですねー。」
気持ちが盛り上がっている、今乗りたいのに、5か月後に新車来ても困ってしまう。
だから、いま直ぐ乗りたい人は中古がオススメです。
中古車のデメリットは値切る暇と交渉カードがない
ハイエースは人気車種。
在庫がダブつくことはなく、仕入れたら、すぐ売れる、流動性の高いもののようです。
そのため、強気に値切り交渉をすると、
「面倒な客だなあ」
と思われ、次のお客さんにドンドン行ってしまいます。
端数調整の範囲で交渉するのが良いです。
実際、この車の購入を申し込むまでに、いくつか問い合わせをしましたが、値切り交渉をする前に、売れちゃいましたー、と連絡。
自分の納得の条件で、納得の乗り出し価格なら、買い付けをしましょう。
まとめ
今回の中古ハイエースの購入では、車輛本体価格の30%程度上乗せされたものとなりました。
保証も充実させたこと、仙台にあるハイエースを神奈川で買ったことが、諸経費が高くなった理由でしょう。
皆さんの中古ハイエースの購入の参考になれば、と思います。