日産NV200バネットは、少し小ぶりの商用バンで4ナンバー。
NV200ワゴンは、ミニバンっぽい仕様になって5ナンバーの車だ。
ハイエース、キャラバンよりも、全長が少し短いので、取り回しがしやすい車だ。
NV200の就寝エリアはダブルベッドサイズ、2人の車中泊にピッタリ
NV200の荷室は、
・最大横幅150cm(リアホイールハウスの上)
・荷室長は、後部座席をたたんだ状態で、190cm
ダブルサイズベッドと考えればよいでしょう。
よって、二人で寝てもゆったりした空間です。
小さいお子様(3歳~5歳)であれば、川の字で3人もギリギリいけるかも。(体格による)
NV200は凹凸のないベッドが実現できる
二人乗りNV200を選べば、運転席後ろは荷室。
リアホイールハウスの上にベッド面を作れば、長さ190cm 横幅150cmの、凸凹の無い就寝エリアが実現できる。
ベッドの下に、十分な広さの収納も実現できるので、遊び道具もたくさん積める!
NV200のグレードの違いは後部座席に現れる
バネットの各グレードで、大きな違いは後部座席の仕様です。
後部座席のない二人乗りの仕様
運転席、助手席だけの二人乗り仕様があり、後ろは全部荷室。
荷室は非常に広い。
ここにベッドキットを作って就寝エリア。
遊び道具もたくさん積んで、車中泊の旅ができそうですね。
二人で車中泊しかしません!ならば、二人乗り仕様がシンプルでよい!
グレードDX, VXの後部座席はベンチシート ファミリーには向かない
グレードDX,VXの後部座席は、簡易的なベンチシート。
座り心地は非常に悪い。
人を人として扱わないシートだ。
ファミリーカーとしてはお勧めできない仕様。
グレードGXの後部座席は少しマシなシート
グレードGXの後部座席になると、人を人として扱ってくれるシートになります。
しかし、乗用車レベルを期待してはいけません。
車中泊以外での利用で、お友達を乗せることもあるならば、グレードGXがよいでしょう。
NV200バネットワゴンはミニバンっぽい座席
NV200バネットワゴンは、商用車扱いではなく、乗用車の5ナンバーとなる。
車中5人乗の2列シート車と7人乗の3列シート車があり、ミニバンに近い仕様。
7人乗りの場合、3列目のシートを折りたためるが、外せないため、折りたたまれた座席が邪魔だ。
ワゴンで選ぶならば、5人乗り仕様だろう。
電気自動車のe-NV200も面白い
電気で走る唯一の商用バンとして、e-NV200。
こちらは生産中止ですが、中古車として流通しております。
環境にやさしく、車中泊をしたい方は、e-NV200を選択!
http://history.nissan.co.jp/ENV200/ME0/1406/index.html
車中泊の旅でおすすめのグレードは?
就寝スペースが、ダブルベッドサイズのため、二人以下での車中泊となる。
車中泊だけをするなら二人乗り仕様がオススメ
二人で車中泊の旅ばかりするならば、最初から二人乗り仕様を選べばよくないですか?
「後部座席あり」を選んでも、折りたたんだままになってしまいます。
お友達を乗せることもあるならばグレードGXか、ワゴン5人乗り
車中泊以外にも車を利用し、後部座席にお友達を乗せることもあるならば、グレードGXを選ぼう。
グレードDX,VXのベンチシートなら、ドン引きされて、絶交される可能性もある。
グレードGXのシートならば、まだ人を人として扱ってくれる。
グレードGXは毎年車検、ワゴンならば2年ごとの車検
グレードGXは商用車の4ナンバー。
新車なら初回の車検まで2年で、その後は毎年車検となります。
ワゴンは、5ナンバーとなるため、普通乗用車と一緒。
新車なら初回の車検まで3年で、その後は2年ごとの車検となります。
車中泊がすぐ楽しめる仕様車
昨今の車中泊ブームに乗り、改造しなくても、すぐに車中泊が楽しめるモデルもあり。
DIYが得意ではない方は、おしゃれな完成版の購入もありでしょう。
ファンシーな日産の車中泊仕様車
NV200バネット マルチベッド | カスタムカー | オーテック事業部 | 日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社
オシャレな男前スタイルの車中泊仕様車
GMLVAN C-01(NV200ベース) | GORDON MILLER(ゴードン ミラー) 公式サイト
結論:NV200バネットは2人の車中泊に快適
- NV200バネットで車中泊をするならば、二人乗りモデルを選ぼう
- 荷室の空間に、ベッドキットを設置することができます
- ダブルサイズベッドの就寝エリアのため、大人二人は余裕
- ベッド下に収納スペースもできるので、遊び道具も積めます