バンライフ、とても興味がある!
でも、いきなりハイエース、キャラバンを購入して、バンライフを始めるのは、ちょっと決心がつかない!
そんなあなたにご提案するのは、お持ちのマイカーで、車中泊を体験してみましょう。
ここでは以下の車種での車中泊の方法をご紹介します。ちょっとの工夫で、車中泊を体験することができます。
- カローラ・ツーリングワゴン
- オデッセイ
- ワゴンR
- N200バネット
- ステップワゴン
- フォレスター
快適な車中泊を実現するための3つのポイント
①フルフラットのシートアレンジの時に、段差、隙間が極力無いこと
段差、隙間のある床で寝ることを想像してみましょう。
首、腰、背中、絶対に痛くなり、安眠できません。
眠りも浅くなり、疲れも抜けず、運転に悪影響がでます。
しかし、段差、隙間があっても、クッションやマットで、解決することができます。
②身長より長い、フルフラットが実現できること
自分の身長より長いフルフラットの空間ができない場合、寝ている最中に、首や足を曲げたりする必要があり、安眠できません。
これは車の構造上、延ばすことは難しい部分ですので、十分な広さの車がよいでしょう。
③就寝時に旅の荷物を収納できること
就寝時のスペースを作ると、そこに置いてあった荷物をどこに持っていくのか、という問題が出ます。
普通車であれば、運転席、助手席に置くことが可能です。
収納に問題があっても、ルーフボックスなどを使うことで、解決することができます。
簡単!車中泊で寝れる人数の求め方
快適に寝れる人数とサイズをどうやって求めるのか?
あらゆる車に乗って、試すことも可能ですが、時間がもったいない!
一番簡単な方法は、ベッドサイズをもとに考えればいいのです。
シングル、セミダブル、ダブルベッドのサイズで就寝人数
シングルサイズは幅100cmでおひとり様用。
セミダブルは、幅120cmでラブラブなお二人で寝れるサイズ。
ダブルは、幅140cmで、落ち着いたお二人が寝れるサイズです。
軽自動車はシングルベッドサイズ、
ミニバンはセミダブルサイズ、
ハイエース・キャラバンサイズはダブルベッドサイズ
と考えるとよいでしょう。
それでは、車種ごとに、車中泊の寝心地を見てみましょう。
カローラ・ツーリングで車中泊 ソロか、ラブラブカップル向け
カローラ・ツーリングは、ワゴンでありながら、スポーティなデザイン。そして、大きな室内空間もあります。
普段使いも抜群の車です。車中泊の旅もできたら、楽しいですよね。
後部座席を倒すことで、かなり平らなフルフラットが実現できます。
車中泊マットを用意すれば、快適な睡眠ができるでしょう。
快適に寝れる人数は一人。ラブラブなら二人も可能。 天井が低いので、起きた時に、頭を打たないようしましょう。
睡眠時の荷物収納は助手席、運転席が使えそうです。ルーフボックスに、荷物を置くこともできます。
①フルフラットシートアレンジの隙間、段差はとても少ない
カローラ・ツーリングは、後部座席を倒して、荷室と一体化することができます。
デッキボードを下げた場合、倒した後部座席との間に段差が生じます。
しかし、デッキボードを上段にした場合、限りなく平らになります。
限りなく段差のないフルフラットのシートアレンジが可能ですが、そのまま寝るには硬すぎます。
車中泊マットを利用することで、快適な柔らかさのベッドが実現できます。
車中泊マットは、厚みが8㎝~10㎝のものが、お勧め。凸凹や隙間を覆い隠してくれます。
また、バルブを開いて、放置するだけで、自動で空気が入るという優れもの!
収納する際は、空気を押し出しながら、丸めるとコンパクトになります。
②フルフラットの寸法は110cm x 195cm 高さ65cm
カローラ ツーリングの場合、寝床として使える大きさは、横幅110cm、長さ195cm、高さ65cmです。
大体セミダブルベッドの大きさです。一人で寝るのは余裕です。二人で寝る場合は、窮屈です。
かなり、ラブラブでないといけません。
先人男性の座高は約90cm、女性の座高は約83cmですので、滑り込むように寝る必要があります。
③就寝時の荷物スペース
就寝時、助手席、運転席側に荷物を置くことはできそうです。ルーフボックスを取り付け、睡眠時は荷物をそちらに置いておくことも可能です。
まとめ
- かなり平らなフルフラットが実現できます。車中泊マットを用意すれば、快適な睡眠ができるでしょう。
- 天井が低いので、起きた時に、頭を打たないようしましょう。
- 快適に寝れる人数は、一人。ラブラブなら二人も可能。
- 睡眠時の荷物収納は助手席、運転席が使えそうです。ルーフボックスに、荷物を置くこともできます。
- ソロキャンプ、ソロ車中泊では、力を発揮するカローラ ツーリングでしょう。
オデッセイで車中泊 隙間段差のフルフラット ベッドキット必須
オデッセイはホンダのミニバン。座り心地の良い、ファーストクラスのようなシートが素敵です。乗り心地ばっちりのオデッセイで、車中泊の旅ができたら楽しいですが、寝心地のよい環境は実現できるでしょうか?
オデッセイは、快適な睡眠ができるほど、平らなフルフラットを実現できません。そのため、ベッドキットを設置してフルフラットな寝床を作る必要があります。
快適に寝れる人数は、大人二人(ラブラブカップル)、か、大人一人と子供一人、でしょう。
オデッセイは家族向けの車ですが、車中泊をするとなると、二人が限度と、力不足になります。
①オデッセイのフルフラットは段差隙間だらけで寝るのは困難
残念ながら、オデッセイでの車中泊は、お勧めできません。
オデッセイのシートアレンジでは、フルフラットと言えるほど、平らにはなりません。
運転席、助手席を倒せば、大きなリクライニングシートにはなりますが、一晩寝るにはつらい段差、凸凹です。
Honda公式サイトにて、オデッセイでの車中泊の仕方を説明しておりますが、なかなか厳しそうな雰囲気が伝わります。
「オデッセイ」の車中泊の使い勝手を検証! | Hondaキャンプ | Honda
後部座席をつぶし、ベッドキットを設置すれば安眠可能
後部座席を折りたたみ、3列目シートを収納すれば、大きい荷室は実現できます。この状態で、ベッドキットを組めば、大人二人は寝れる環境になります。
島田商事さんに頼むと、特注のベッドキットを作ってくれるようです。
②フルフラットの寸法は 横幅約120cm、長さ190cm
大体セミダブルベッドの大きさです。
ラブラブカップルで寝るか、大人一人と子供一人が快適な空間ではないでしょうか。
小さいお子様一人と両親であれば、ギリギリ行けるかもしれませんが、子供の寝相は悪いので、隙間に落ちたりしないよう注意が必要ですね。
③就寝時の荷物スペース
ベッドキットを組めば、ベッドの下に収納空間ができます。たくさんの遊び道具を詰め込むことができそうです。
まとめ
- オデッセイで車中泊をする場合、ベッドキットを設置してフルフラットな寝床を作る必要があります。
- 快適に寝れる人数は、大人二人(ラブラブカップル)、か、大人一人と子供一人、でしょう。
- オデッセイは家族向けの車ですが、車中泊をするとなると、二人が限度と、力不足になります。
フォレスターで車中泊 段差の少ないフルフラットで安眠可能!
スバル・フォレスターは、落ち着いた外観でありながら、アクティブな走りを可能な車。アウトドア好きな層にも人気の車です。
ファミリーカーというよりは、走るのが好きな、落ち着いた大人の男性が乗るイメージですね。
さて、フォレスターで車中泊のができたら、日本全国走りまわりに、旅ができますが、寝心地はいかがでしょうか?
フォレスターのフルフラットは、かなり平らになるので、高反発ウレタンマットレスで 若干の凹凸を吸収しましょう。
快適に寝れる人数は、大人1名は余裕。大人2人(ラブラブカップル)、か、大人一人と子供一人となります。
①フォレスターのフルフラット 隙間、段差はとても少ない
フォレスターは写真のように、かなりフラットな状態を作ることができます。
しかし問題は、運転席・助手席とと後部座席に隙間ができること。
トランクの端から、隙間までは153cm。この隙間を埋めれば190㎝まで確保できます。
限りなく段差のないフルフラットのシートアレンジが可能ですが、そのまま寝るには硬すぎます。
車中泊マットを利用することで、快適な柔らかさのベッドが実現できます。
車中泊マットは、厚みが8㎝~10㎝のものが、お勧め。凸凹や隙間を覆い隠してくれます。
また、バルブを開いて、放置するだけで、自動で空気が入るという優れもの!
収納する際は、空気を押し出しながら、丸めるとコンパクトになります。
②フォレスタのフラットの寸法は 横幅約110cm、長さ190cm
フォレスタの場合、寝床として使える大きさは
横幅約110cm(ホイルハウス間)、長さ190cm
です。大体セミダブルベッドの大きさです。
一人で車中泊の旅なら、余裕です。
ラブラブカップルで寝るか、大人一人と子供一人が快適な空間ではないでしょうか。
小さいお子様一人と両親であれば、ギリギリ行けるかもしれませんが、子供の寝相は悪いので、隙間に落ちたりしないよう注意が必要ですね。
③就寝時の荷物スペース
就寝時、助手席、運転席側に荷物を置くことはできそうです。ルーフボックスを取り付け、睡眠時は荷物をそちらに置いておくことも可能です。
まとめ
- フォレスターのフルフラットは、かなり平らになる。若干の凹凸は、高反発ウレタンマットレスで吸収しよう。
- 快適に寝れる人数は、大人1名は余裕。大人2人(ラブラブカップル)、か、大人一人と子供一人。
車中泊しながら、日本中を走り回る、というのも楽しそうですね。
ワゴンRで車中泊 お一人様用 フルフラットでも隙間段差あり
ワゴンRは軽自動車でありながら、大きな室内空間を持つ、普段使いも抜群の車です。ワゴンRで車中泊の旅もできたら、楽しいですよね。
しかし、快適に寝れるのでしょうか?どんな準備が必要でしょうか?
ワゴンRのフルフラットは隙間・段差はあり。解消するために車中泊マットを用意しましょう。
快適に寝れる人数は一人。
ルーフキャリアの上に、コンテナを置くことで、収納力アップできます。
①フルフラットのシートアレンジは隙間も段差もあり
ワゴンRは後部座席と助手席を倒して、長い荷物を載せることができるシートアレンジが可能です。
長い荷物の代わりに人間が横になれば、車中泊はできそうですが、シートの間に隙間も段差もあります。これを埋めないと、快適に寝ることはできません。
運転席、助手席を後ろに倒して、フルフラットのシートアレンジができます。こちらも、隙間と段差はあります。これらを埋めないと、快適に寝ることはできません。
隙間と段差を解消する車中泊マットを活用しよう
快適な車中泊を実現するために、段差と隙間を解消する車中泊マットが販売されております。これを使えば、体の負担は軽減されます。また、座布団的なものなので、収納もラクチンです。
【父の日祭★P5倍】【お得4個】 車マット ワゴンR 34S シートフラットクッション 段差解消 車中泊 マット (4個 ベージュ) 【車中泊 グッズ/防災グッズ/エアーマット/エアベッド/ベッド/キャンピングマット/キャンプマット】 価格:17800円(税込、送料無料) (2021/6/11時点)楽天で購入 |
さらに、厚さが約10cmあるエアマットを使えば、細かい段差も吸収し、より快適な車中泊が実現できます。
②フルフラットになる寸法は100cm x 200cm
ワゴンRの場合、寝床として使える大きさは以下です。
横幅100cm、長さ200cm
大体シングルベッドの大きさですので、一人で寝るのは、十分な広さです。室内で二人で寝るのは、かなりつらいでしょう。
③就寝時の荷物スペース
一人で寝る場合、足のほうや、頭のほうに荷物をおくことが可能でしょう。
そのほか、ルーフキャリアを取り付け、コンテナボックスに必要なものを収納。就寝時は、ルーフキャリアの上に置いておくことも可能です。耐荷重の強いコンテナボックスを使えば、椅子としても活用可能です。
まとめ
- フルフラットにしても、隙間・段差はあり。それらを解消する車中泊マットを用意しましょう。
- 快適に寝れる人数は一人。二人になるとかなりきついでしょう。ソロキャンプ向きです。
- ルーフキャリアの上に、コンテナを置くことで、収納力アップできます。