ハイエースで車中泊を始める前に、様々な車種で車中泊の可能性を検証しました。
ここでは、カローラ・ワゴンで車中泊が可能か、検証結果を共有。
他のサイトのように、アフィリエイト目的の記事ではないので、リアルな本音を書きます。
車中泊ではエコノミー症候群に気を付けよう
エコノミー症候群で、最悪心停止に
エコノミー症候群とは、狭い空間で長時間、足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。
血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓(はいそくせん)等が発生する恐れがあります。
肺塞栓の症状は、
・呼吸困難や胸痛、 ときには心停止
非常に危険な病気です。
車中泊で 肺塞栓になったら悲劇です
楽しい車中泊で、病気になって帰ってきたら、悲劇すぎます。
そのため、狭い空間で無理に寝るのはやめましょう。
快適に寝れる空間が確保できるか、確認してから、車中泊の旅に出かけましょう。
快適な車中泊のための3つのチェックポイント
①フルフラットシートアレンジで、隙間、段差がないこと
フルフラットのシートアレンジの際、ベッドや畳のような、隙間も段差もない平面があることが理想。
隙間、段差のある床では非常に寝苦しく、首、腰を痛めてしまう可能性があります。
エコノミーで長時間飛行機に乗った場合、かなり疲れますよね。
車中泊では、自分が運転するので、避けたい就寝環境です。
②就寝エリアの空間が十分広いこと
就寝エリアの奥行、幅、高さが十分無いと寝苦しくなります。
足が延ばせなかったり、寝返りを打てない環境で寝るのは、苦痛ですよね。
奥行と幅のサイズは、ベッドサイズを見てイメージしましょう。
もちろん、あなたの体格にも影響されますので、参考としてください。
シングルサイズは幅100cmでおひとり様用。
セミダブルは、幅120cmでラブラブなお二人で寝れるサイズ。
ダブルは、幅140cmで、落ち着いたお二人が寝れるサイズ。
軽自動車はシングルベッドサイズ、
ミニバンはセミダブルサイズ、
ハイエース・キャラバンサイズはダブルベッドサイズ
と考えるとよいでしょう。
また、高さについては、ご自身の座高を参考にしましょう。
日本人の成人の座高の平均は、
男子 90.29cm
女子 83.65cm
③就寝時に荷物スペースは確保できること
自分が寝ると、旅の荷物を置く場所がなくなってしまうのは問題です。
だからといって荷物をすぐ横に置いて寝るのも、寝にくい環境になります。
カローラ・ツーリングで車中泊の旅は快適ではない
結論からいうと、カローラ・ツーリングで車中泊の旅をするのは、快適ではありません。
その理由を以下に示します。
①合格:フルフラットシートアレンジの隙間、段差はとても小さい
カローラ・ツーリングは、後部座席を倒して、荷室と一体化することができます。
デッキボードを下げた場合、倒した後部座席との間に段差が生じます。
この場合は、ここで就寝することはできません。
しかし、デッキボードを上段にした場合、限りなく平らになります。
平らだけど、車中泊マットは必要
しかし、このまま寝るには硬すぎます。
車中泊マットを利用することで、寝ることは可能になります。
車中泊マットの選定の考え方として、
- 展開したときの厚み(10cm)があること
- 収納したときにコンパクトになり、場所を取らないこと
②不合格:フルフラットになる寸法は110cm x 195cm、高さが65cm
カローラ ツーリングの場合、寝床として使える大きさは、
横幅110cm、奥行195cm、高さ65cm
ほぼセミダブルベッドサイズで一人で寝るのは余裕です。
二人で寝る場合は、窮屈ですが、愛し合う二人なら密着度1000%!
まるで棺桶
しかし、高さは65cmしかなく、10cmの厚みの車中泊のマットを敷くと、残り55cm。
ほぼ、棺桶サイズ。(棺桶の高さは50cm程度)
死が二人を分かつまで、車中泊を楽しむ感じですね。
③不合格:就寝時の荷物スペースが小さい
就寝時、助手席、運転席側に小さな荷物を置くことはできそうです。
しかし、我が家のような、SUP、カヤック、釣りといった欲張りな要求には答えてくれません。
荷物はコンテナボックスに収納して、ルーフキャリアに載せる、という方法もあります。
まとめ
- かなり平らなフルフラットができるものの、就寝空間が狭い。
- 天井が低いので、圧迫感あり。棺桶に入っているレベル。
- 就寝時の荷物は助手席、運転席に置けるが、遊び道具が多くなると、置き場が無くなります。
ハイエースの魅力、知ってますか?
◎広々荷室空間!車中泊は余裕で楽しめる!
◎カヤック、釣り、SUPを詰め込んでも、余裕のサイズ!
◎巨大な車に見えるけど、ノアとか、セレナに近いサイズ!普段使いも可能!
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